「スターウォーズ」「あの頃エッフェル塔の下で」

2016年、最初に見た映画は「スターウォーズ」2D字幕版。

3D映画というのがあんまり好きじゃなくて、いつもカットが変わる度に変な違和感がある(アニメだと全然気にならないのだけど)。というわけで2D。

 

これが見事に「スターウォーズ エピソード4」とそっくりで、砂漠から始まり、てんで無関係そうな主人公が巻き込まれ、実は選ばれし者だったみたいな流れから、最後のデススター(惑星破壊兵器?)破壊で終わる所まで。次回作の流れも、修行から入りそうな感じで、それも同じっぽい。くり返される歴史、神話、ということを意識しているのだろうが、ちょっと期待はずれ感は否めない。

 

それに、光と闇の戦い、的な事にも若干飽きてます。いや、それならせめて、もうちょい闇、頑張って欲しい。頑張れ闇!頑張れ悪!

 

 

 

数日後、デプレシャンの「あの頃エッフェル塔の下で」を見ました。

まず、邦題に深い疑問。予告編も含めておかしいのでは。

これじゃまるで、パリでのささやかな恋愛物語みたいに思うけど。

パリの話はせいぜい半分くらいで、いろいろな国と時代と人物が出てくる、かなり壮大な物語です。本来なら5時間くらいの内容を、2時間にまとめてみせたのは編集の技である、とキネ旬に筒井さんの評が載っていました。星5つ。

 

ちなみに、原題は「Trois souvenirs de ma jeunesse」で、「わたしの青春時代の3つの記憶」みたいな感じらしいです。映画を見た自分にとっては、こっちのタイトルの方が断然いいわけです。タイトルから、この映画をひとつのテーマや、言葉にまとめる事の困難さを、タイトルとともに感じることができるのだから。

 

とにかく素晴らしい映画ですので、ぜひ見てください。僕も、もう一度見たいと思います。一度では、見きれないほど詰まっています。

エステル(ルー・ロワ=ルコリネ)の、美しく変わっていく表情に注目してください。

 

 

2016年もよろしくおねがいします。

 

 

 

廣原 暁