昨日はユーロスペースで、諏訪監督と五十嵐監督と『息を殺して』上映後にトークイベントを行いました。
諏訪監督、五十嵐監督との出会いは大学時代の上映会でした。
あの上映会がなければ、自分が進む道も、また違ったものになっていただろうと思います。
トークイベントでは、僕自身とても勉強になりました。
FIXの画の中で行なわれる、音によるクローズアップと、
フレームの外側まで聞こえてくるような音の大ロングショット。
そして、ラーメンの話など(たろちゃんは、実際に嶺君が愛しているラーメン屋らしい)。
他にも、自分の作品でパクってやろうと思うことも多々あるのでした。
あと、ダンスについてはもっと沢山話すべきでした。
あそこでもっと深く掘り下げなかったことを後悔した帰り道。
とにもかくにも『息を殺して』の上映は本日まで。その後、関西上映だそうです。
これは絶対に劇場で見て欲しい映画。ひとつの理由は、音響が素晴らしすぎること。
ふたつめの理由は、映画の暗闇と劇場の暗闇がフレームの境界で繋がり、
えも言われぬ緊張感を生み出すから。
みっつめは、見知らぬ誰かとその暗闇を共有することが、この映画にとってとても重要なことだからです。
ということで、まだ未見の皆様はぜひ劇場へ!!
「息を殺して」HP